陽炎

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▼新作案内

■有意義な逡巡

BL/短編/約3千字/流され受/シリーズ

「そうですね。そうなんですけど、ね」
『有意義な関係』シリーズ続編。
すっかり海田に飼い慣らされた真木は、アルバイトからの帰宅途中、漂ってきたコーヒーの香りに足を止める。
カフェに入店するか否か、彼はひとしきり悩むが――。

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■おじさん、責任をとる

SS/ライトBL/2千字以下/シリーズ/年の差/年下攻め

「せ……責任とって、がんばります」
『おじさん、恋をする』シリーズ続編。

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▼コメディ

カミさまのいうとおり!

不定期連載/各9000~30000字/現代/高校生/農業/恋愛

「愛を語るより農を語れ!」
大高原で自給自足する将来を夢見て、天岩戸農業高校に入学した弁財琴子。
そこで待ち受けていたのは、七福神の名を持つ男たちだった。

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にわかぱんだ好きに興味ありません。

不定期連載/各3000字前後/現代/大学院生/日常系

「僕は霊長目ヒト科の雌に、興味ないから」
パンダを心から愛する男・篠沢。彼と愉快な仲間たちが繰り広げるキャンパスライフ。

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仏像ガール!!

掌編/約2500字/現代/大学院生/日常系

『これが修羅場というものか』
私は、自称『仏像ガール』の彼女と仏像を見に行くことになったのだが……。
仏像ブームに便乗した掌編小説。

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▼ホラー/サスペンス/SF

アシナガ/ハキリ

掌編/連作/サスペンス

「アシナガは存在するんですよ」
巷で噂の『アシナガ』。頻発する誘拐事件は、本当に『アシナガ』の仕業なのか? そしてまた今夜、誰かが消える。

アシナガ ハキリ

胡桃割人形

掌編/洋風/微グロ/ホラー

夕闇に包まれる街で少女の前に現れた、見知った場所の見知らぬ空間。不気味な人形館の中で、少女が見たものは──。

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エンゼル=コードの誘惑

短編/1万字以下/遠未来/SF

「欲しいならば、どうぞ、差し上げましょう」
「永遠の美しさを」
美しい銀の曲線の中で、私は妖艶な天使を見た。

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そしてまたきみは呟く

掌編連作/各2000字前後/近未来/SF/幻想

「コンピュータである君が、人である私に愚かさを語るのかい?」
主人公は思考映像化アプリケーション『ビジュアライザ』の使用を繰り返し、それによって視た幻想の海に溺れていく。
現実と幻想の間を行き来しながら、その先に彼は何を視るのか。

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君に届かぬ我が調べ

短編/1万字以下/宇宙/微グロ

「年に一度しか会えないなんて、そんな悲劇があっていいのか」
一人の男が、宇宙船に乗り宇宙へと旅立った。織姫を、残酷な運命の輪から救い出すために。

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星空の彼方の母なる星よ

掌編/約3000字/宇宙/未来

地球を捨て、人間は月へと移住した。人工の空気を吸い人工の空を見て生きる人々を、致死率100%の謎の病『帰巣病』が襲う。

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▼恋愛・青春

マッチョに言い寄られてました。

短編/約1万字/恋愛/人外

「俺はお前に惚れたのだ! だから帰さんぞお!」
僕が春の河川敷で出会ったのは、妖精(マッチョ)でした。

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クリスマスイブは終わらない

掌編/1万字以下/恋愛/方言男子×年上女子

クリスマスイブ。ランチを終えたあと、彼は私の手を引いて「家に帰る」と言い出して――。

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アイスな恋の始め方

SS/5千字以下/恋愛

『また、あのスーパーで彼に会えるだろうか。』
夕方、いつものスーパーで私が出会ったのは、アイスを手にした一人の男性。

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終わる夏と終わらないもの

短編/約1万字/男子高校生/青春

「一匹じゃあ、寂しいよ。耕ちゃん」
四人の男子高校生の、高校生活最後の夏。

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春色ピアノ

短編/1万字以下/青春

「笑いながら悲哀を奏でることが罪だなんて、誰が決めたのか、君は知ってる?」
卒業式の帰り道。菜々は、美しくも悲しき旋律に誘われ、河原へと足を運ぶ。
そこで彼女が目にしたのは、菜の花色をしたピアノと、微笑を浮かべながらピアノを弾く少年だった。

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▼同性愛

約束しない約束

短編/約1万字/女子高生

「うん、ほんとに、偶然」
私と優里は、ひとつだけ約束を交わしている。それは『約束をしない』という約束。

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静寂の中で逢いましょう

短編/約1万字/女子高生/先輩後輩

静寂の中での読書を愛する澄香は、入学したばかりの高校の図書室で、一人の女生徒と出逢った。

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カサブランカ・オードトワレ

シリーズ/約1000~1万字以下/歳の差/社会人×少女

少女と大人の女の恋。それは蜜のように濃厚で、蕩けるほどに甘く、時に秋風のように切ない。

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その指先で狂わせて

掌編/BL/3千字強/特殊性癖

「『それ』……先生のために、したんだから」
彼の砂糖菓子のような指先からこぼれ落ちる血液は、もしかすると甘いのかもしれない。
養護教諭の沼倉は、ひとりの生徒に対してそのような思いを抱いていた。

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その柳の下に

長編/約12万字/BL/大正~昭和初期/完結済

湯治場の宿屋に生まれた順二郎は、片足が不自由なことから、父親によって納屋に軟禁され暮らしていた。
そんな彼が、震災で焼け出され療養に訪れていた柳という男と出会う。
柳との出会いによって、順二郎は自身の感情と立場の間で惑っていく。

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おじさん、恋をする

シリーズ/SS/歳の差/青年×おじさん/ゆるい

もうすぐ五十路。仕事だけに打ち込んできたおじさんに、最近恋人ができました。……だけど相手は二十歳になったばかりのイマドキ男子!
ジェネレーションギャップを感じつつも、仲良くやってるふたりのゆるゆるライフ。

【シリーズまとめページ】

今夜も、フロントカウンターで。

短編/一万字以下/同僚/年下攻

「強情だなあ。でも笹山さんのそういうとこ、好きですよ」
雨の夜のフロントカウンターで、笹山と高村は深夜勤にあたっているのだが――。

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有意義な関係

シリーズ/短編/各3千~1万字/大学生/流され受/年下攻

怠惰で受動的な性質の真木と、そんな彼を自分に依存させたいと願う後輩の海田。
彼らの出会い、そして微妙なすれ違いの日々。

【シリーズまとめ】

ふたりの食卓

シリーズ/各5千字以下/幼馴染

『僕たちの関係は、こうして少しずつ変わってゆく』
幼馴染の悠と晴次。食卓から始まる二人のささやかな恋模様を描くシリーズ。

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12年越しの約束

短編/一万字以下/歳の差

「ずっと前から、僕はおにいちゃんのことが――」
職場体験実習で訪れた幼稚園で、俺は悲しげな目をした男の子・純哉と出会った。

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祝福された僕たちの終わり

短編/一万字以下/同性婚

「何、言ってるの? 友達じゃなくて、夫婦、でしょ?」
同性結婚が法で認められると同時に、独身者に税金がかけられることとなった。
そんな折、彼は僕にある提案をした。

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▼特殊嗜好

白を征服するために

短編/5千字強/白衣/倒錯

「せんせ、約束……を、」
キャンバスに色を重ねることと、積もった新雪を踏みしめることは、彼らにとって同義であった。

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きみの目玉と僕の嘘

短編/1万字以下/眼球フェチ/グロ/純愛

「僕はきみに嘘をついて、そして嘘をつかなかった」
きみの目玉が欲しかったわけじゃない。僕はただきみのことを――。

【この小説を読む】

霧雨の夜

短編/約1万字/グロ/猟奇/心の広い方向け

「今、もう一度キスをしたら……きっとあなたは怒るだろうね」
私の指に絡む、その罪悪の正体は。

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耳を塞ぐ

短編/約1万字/耽美/倒錯/心の広い方向け

「私が、塞いであげる。あなたの耳を」
私が求めていたのは、圧倒的な美と快楽による支配であったに相違ない。

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或る少年の追想 ―彼が如何にバランを愛したか―

短編/約1万字/R-18/倒錯/心の広い方向け

「僕のことが好きだっていうなら、せめてバランに生まれ変わってきてくれる?」
彼が愛したのは、弁当箱の中でおかず同士を隔てる、バランだった。

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夢中の男

短編/約1万字/倒錯/心の広い方向け

『私はその夢の中でだけは、私という人間ではなかった』
私は夢の中で、自分ではない男になり、ミウラという人物を「変態」と罵っていた。

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▼生と死

遠出

掌編/5千字以下

「春の熊野で、生きながら、死にますか」
私は、どこか遠くへ旅に出たいと思っていた。

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ひとを殺した小説

短編/2万字以下

「久しぶりに、君と海が見たいんだ」
空と海が織りなす青の終着点。ノートに引かれた薄い橙色の罫線の端と端。私が欲しかったもの。
『私』と『彼』の歪んだ友情の物語。

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【電子書籍版配布ページ】

僕が囁くのは絶望

掌編/5千字以下

「死後の世界に、安楽はないのだよ」
ある男の死にまつわる話。

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君はフェンスの向こう側

掌編/3千字以下

「覚えといて。死ぬってのは、こういうことだよ」
夜、ビルの屋上でフェンスを背に立つ私と彼は、同志であるはずだった。

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沼底に沈む

短編/1万字以下/信仰

「もはやおまえはひとではない」
神を愛したその少年は、周囲から『神の化身』と呼ばれていた。
彼は、神なのか、それとも。

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カエルの死骸

掌編/2千字以下

「私は、轢かれたカエルのように死にたい」
道路の上で潰れたカエルを、私はじっと見ていた――。

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▼その他

喫茶店の街

掌編/2千字強

「何せここは、喫茶店の街だから」
時間を潰すためにと立ち寄った喫茶店の店主は、私を見るなりあからさまに嫌な顔をした。

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イトマキニンゲン

短編/約1万字/幻想

「どう? 人間でなくなった感覚は」
駅の改札を抜けたところで俺が目にしたのは、色とりどりの糸でぐるぐる巻にされた、謎の生き物だった。

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ぼくたちのたのしいおしごと

シリーズ/2千~1万字以下/グロ

「それが、君の仕事だよ」
謎の研究室で働く人々と、その被験体の記録。

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年神さまにおねがい

短編/1万字以下/親子

「クリスマスは何が欲しい?」
私の問いかけに、娘は答えた。「としがほしい」と。
ある父と娘の年末の風景。

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明く年

短編/1万字以下

「あけまして、おめでとう」
精神不安を抱えた主婦とその夫が迎える、ある年明け。

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織女星の涙

掌編/約3千字

「最初から何も願わなければよかったのに」
七月七日、七夕の日。織姫はため息を吐きながら、それでも天の川へと足を進める。

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