Androidスマホでの執筆ツール

PCを使っていた頃は元々執筆ツールにwordを用いていました。しかし現在は腰を据えてPCを使うことができなくなってしまったため、執筆はほぼスマホ一択。ちなみにタイトルにある通り、iPhoneではなくAndroidスマホです。

スマホなので、長文入力していくとどうしても端末の動作がもっさりしていく……。なので、できるだけ軽い使用感のシンプルなテキストエディタを探して行き着いたのが『jota+』というエディタです。

jota+公式

UIはこんな感じ。

横画面にも対応。
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外部フォント対応、文書内検索・置換機能、折り返し幅や行間調整可、複数ファイル同時展開可(無料版は2ファイルまで)、各種オンラインストレージ対応(要プラグインインストール。無料版は1日2回までの接続のみ)、文字数カウント、各種投稿サイトのルビ入力支援等々、小説を書くのに使えそうな機能は一通り揃ってます。(私が使い始めた当初はここまで機能は出揃ってませんでしたが、今では痒いところに手が届きすぎて逆に心配になるくらいの充実ぶり。開発者の方々に感謝です)
好みによってツールバーの項目を入れ換えられるというのも、個人的には嬉しい。

『課金しないと機能が制限されてて使えないなんて、話にならない』なんてレビューも時折見かけます。まあ、無料のエディタは山ほどありますからね……広告は入るでしょうが。ちなみにこのjota+、制限解除キーの購入には648円かかります。

と、ここまでが前置きです。
そもそも使用ツールの記事なんて、今更だろうと思っていました。Twitterでも何度かこのjota+について呟いたことがありますし。
ですが、新たに登場したjota+プラグインをつい数日前に発見し(リリース自体は半年近く前だそうで……気付くのが遅すぎた)
「神か……」
と、思わず愕然としたので、この度こうしてブログの記事にすることとしました。

そのプラグインが『縦書きプレビュー』

縦画面プレビュー
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横画面でもプレビュー
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「え? これだけのこと?」と大多数のかたが思われるかもしれません。ですが私にとって、執筆と縦書きプレビューがひとつのアプリ内でできるというのは大変重要な事項でした。
何しろこれまで、横書きのエディタで書いた文章をわざわざ縦書きPDFに変換してから推敲していたのです。
推敲ばっかりは、どうしても横書きエディタのエディット画面上では駄目なんです。別の縦書きエディタにデータを移しても、やはりエディット画面では推敲できないのです。推敲というよりは、まだ執筆中という気持ちになってしまうのかもしれません。
なので、PCで執筆していた頃は、(気楽に書いた短編は除いて)紙に出力して推敲をしていました。これは結構やられているかたも多いと思います。
ですがスマホからだと気軽に紙出力できない。ということで辿り着いたのがPDF化だったのです。
スマホで本格的に書き始めた頃、丁度pixivプレミアムで小説PDF化の機能がリリースされたばかりだったので、エディタからpixivに文章をコピペ→非公開でアップ→PDF化→推敲という流れで作業することになりました。
(今考えると「もっと簡単な方法があったのでは」という感じなのですが、当時の自分の中では最善策でした)

まあ、あれです。普通に考えて面倒くさいですよね。でもPDFにしないと推敲できないし背に腹は代えらない……。
そんなふうに思いながら既存作の手直し作業をしているとき見つけたのが、件のプラグインです。
神。ただ、その一言。(個人の感想です)

ちなみにこちらのプラグインも試用版では機能が制限されています(プレビューが数ページしかできない)ので、当然のように即課金させていただきました。これからもお世話になります。

まとまらない文章で長々と書いてしまいましたが、つまるところ「スマホでの創作活動の効率化がはかれそうでとってもハッピー!」という話でした。エディタのステマではありません、念のため。

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