同人誌を作った話

ねんがんの じさくどうじんしを てにいれたぞ!

突然ですが自分用に同人誌を作りました。創作のモチベーションアップの材料にするためです。
Twitterにも載せましたがこちらにも仕様などまとめて載せておきます。

今回製本したのはこちらの作品→『その柳の下に』

表紙

表紙
裏表紙

硬めの用紙にフルカラー刷
白はグロス加工(つやつや光沢あり)青はマット加工(さらさら)
※マット加工はグロス加工より傷がつきやすいです
※加工のため(?)やや反ります

厚み比較

←ラフクリーム琥珀 | モンテシオン→

ラフクリーム琥珀77.4g/㎡ さらっとした手触りの黄味がちなクリーム色用紙。商業の文庫と比べると厚め。

モンテシオン69.5g/㎡ ざらざらしていて捲りやすい。色はやや生成り。軽いのに厚みが出せる。やや粉っぽい感じがある。

厚み比較背表紙
※青い方の背表紙タイトルがずれてるのは自分の背幅計算ミスのせいで印刷のずれではありません

色味比較

※同じ画像データを貼り付けてあるだけなのでフォントは同じです

モンテシオン
ラフクリーム琥珀

色味比較・ページ設定など

ページ設定
41字×17行 行送り固定13.8pt ヘッダー5mm(ノンブル+奇数ページのみタイトル)
余白上15mm/下13mm/内12mm/外14mm/とじしろ1.5mm(見開きページ)

ラフクリーム琥珀
モンテシオン

色味・フォント比較

ラフクリーム/源暎こぶり明朝
モンテシオン/游明朝


※ダッシュはどちらも二倍角処理、圏点はフォント設定からではなくルビ機能使用(フィールドコードでオフセット7→6に変更)

奥付には本文使用フォントを記載

今回、印刷は製本直送さんにお世話になりました。
安く早く、一冊から印刷していただける印刷会社です。
利用した感想などはまた別記事に。

実際本を作ってみて感じたのは、扉ページがやや滲んでるいるのでグレースケールではなくモノクロ2階調で作った方がいいかも?
余白はあと1.5~2倍欲しいところ……逆に行間はもう少し詰めぎみにしてもいいかもしれない。
色々気にし始めたらキリはないのですが、とにかく自分の作品が本になってるという事実で満足!

表紙が硬かろうが本文用紙が厚くて(一般の文庫本に比べこころもち)開きにくかろうがそんなの大した問題になりません。
慣れない原稿データを作るのに四苦八苦した甲斐あって、喜びもひとしおです。
嬉しすぎて、隙あらば本を眺めてはニヤニヤしてます。やっぱり紙の本はいい……。

執筆へのモチベーションもアップしたので、またぽつぽつ小説を書いていきたいと思います。

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