属性:バラン 或る少年の追想―彼が如何にバランを愛したか― 単発/読切 これは、自慰ではない。 葉山好男は、硬く屹立した自身の性器を右手のひらで包み、上下動でそこに刺激を加えながら、徐々に芯を失い痺れていく頭で、そんなことを考えた。 傍目からは自慰としか見えないこの…