カミさまのいうとおり!第6話

 緑のにおいが実りのにおいに移り変わって久しい。木々の枝先で揺れる葉は、赤や黄色、茶色になり、涼やかな風が吹き抜ければ、たちまち飛ばされ、地面に落ち、積もっていく。あちらこちらの木の根元には、落葉の山が築かれていた。

 先日まで金の穂をつけていた稲穂は、私たちの手で刈り取られ、今は田の中央に設けられた、竹造りの物干し台のような場所にかけられ、天日干しされている。こうすることで、米の旨味がぐんと増すのだという。

 しかしこの方法は、天候に左右される上、乾燥させるのに時間がかかる。それ故、最近はライスセンターで機械を使って米を乾燥させることの方が多いと、担任教師の金鉢が説明してくれた。確かに、田植えや稲刈りの光景は見かけたことがあるが、このように刈り取った稲穂を干しているところは、記憶にない。現代の米作りは、特に効率化が顕著なようだ。

 稲穂が刈り取られた田を、私は毎日、教室の窓から眺めていた。

 稲刈りの後、改めて大黒に話をした。勿論、天高七福神のことだ。彼は私の話を黙って聞いて、それから一言「いいな」と口にして笑った。「俺に出来ることなら何でもやるぞ。他でもない、弁財の頼みだからな」とも。『他でもない』という部分に、少なからず含みを感じずにはいられなかったが、それでも彼の協力を得られるに越したことはない。福禄や布袋、寿老と違って、彼の反応は新鮮だった。

 提案があれば、とりあえず実行してみる。その行動力は、これからの私たちに絶対的に必要なものだ。

 大黒との話もついたことだし、これですっかり順風満帆――そう思っていた。しかし今、開け放たれた窓から流れ込む、すっかり秋めいた風を肌に感じながら、稲穂を失った田を見下ろしていると、言い知れぬ寂しさが、私の胸に漂うのである。それも無理ないことなのだろうか。なにせ、これまで数ヶ月間、田にはずっと稲が揺れていたのだから。

 これが収穫をするということだ。冬を越え、春になればまた田をおこし、種を蒔き、水を張った田に苗を植える。稲が成長すればまた刈り取り、糧とする。それを繰り返す。その過程に、決して大きな変化はない。気まぐれな天候にのみ左右され、その度に一喜一憂する。自然と共にある。これが、農業なのだ。

 口から勝手に溜息がひとつこぼれる。『収穫』という行為を理解してつつ、それでも胸の内が秋風に晒されたような気分は、晴れない。学校にいてもそうだし、自宅にいる時もそうだ。ここ一週間ほどは、随分と眠りが浅い気がしていた。その証拠に、日中は全身が重い。

 本来ならば、喜ぶべき――実際に収穫時までは嬉しさでいっぱいだった――なのに、この胸の内に渦巻く感情が何なのか、私には分からなかった。

「どうしたの? 琴子。お腹すいた?」

 不意に、後ろから背を叩かれる。軽い調子で尋ねられ、

「……かや子。いつも思うのだけど、私はあなたの中で、どれだけ腹ぺこキャラで通っているのかしら」

 肩をすくめながら振り返る。友人の宇賀かや子が、無邪気で可愛らしい笑顔を浮かべて立っていた。

「んっふっふ。なんと! 琴子は私的腹ぺこランキング一位なの!」

「それはすごい! 食いしん坊バンザイ!」

「バンザーイ!」

 私とかや子は、ふたり揃って両手を高々と挙げて、バンザイをする。こういう些細な冗談を言い合う際も、ぴたりと息が合ってしまう。そんな彼女と過ごす時間は、まさに幸福そのものだ。終わらず、続く安定。そんなものを、私は彼女との関係に求めている。彼女といつまでも、こうありたい。いや、彼女だけとではない。福禄や布袋、寿老に大黒――彼らとも、変わらぬ関係でありたい。農業の未来のために、協力し合う仲が続けばいいと思っている。

(でも――)

 稲刈りを終え、稲穂がなくなった田を見て、私は気付いてしまった。季節は必ず巡るのだ。春にこの学校に入学し、既に半年以上が経った。秋もやがて終わる。そうすれば冬が来て、春が来て……、彼らのほとんどは、いなくなってしまうのだ。この学校から。

(そうなったら、天高七福神はどうなってしまうのかしら)

 思うと同時に、胸がどきりとする。急に動きを止めた私を、かや子が不思議そうに見つめている。

「……何でもないわ。それより――」

 私は笑顔を作ってみせて、話を切り替えた。

 教室の中を、窓から窓へ、風が吹き抜けていった。

 

 放課後になっても、私は自分の席からなかなか動くことができなかった。なんとなく体が怠く、第一化学実験室に赴く気分にならない。

 情けないことに、まるで今の私は、苦手な行事当日の朝、布団にくるまって痛くもない頭を「痛い」と言い張る小学生そのものだった。いや、しかし断じてこれは仮病ではない。実際、本当に体が怠いのだ。何ならこのまま病院に行ったっていい。……いや、やっぱり行かなくても大丈夫かもしれない。しかし仮病ではない。例え誰が信じてくれなくても、これだけは真実なのである。

 ともかく、そんな状態で、私はホームルーム終了後三十分も、席から離れないまま、教室の片隅でぼんやりと過ごしていた。

 ――そのうち、誰かが呼びに来るだろうか。

 ふと、そう考える。

 第一化学実験室には、今や、大黒や寿老まで(毎日ではないが)顔を覗かせている。けれど、この場所に集まることは、そもそも誰が強要したわけでもない。ただ自然と、そうなっただけだ。計画に協力して欲しい旨は、確かに伝えた。だが、「集まれ」なんて、福禄も私も、一言も口にしていない。

「ああ、曲がらない心が欲しいわ……」

 私はいつから、こんなに自信のない人間になってしまったのだろうか。ひとつの不安を払拭したかと思えば、すかさず次の不安が襲いかかってくる。その度に私は、ぶれる。どうしたらいいか、自分でも分からなくなる。この学校に入学する以前の方が、よっぽど芯があったように思えてしまうのだ。

『将来は大高原で自給自足生活をする』

 ――福禄に出会わず、特別な出来事も起こらないまま、天岩戸農業高校での三年間を終え、本来抱いていた自己中心的な夢に向かって邁進していたら、恐らく味わうことなどなかったであろう苦悩。かといって、深く考えず、何も知らないままの方が良かったなんて、思えるはずもない。

 考えなくてはいけないのだ、私は。この少ない時間の中で。

『悩みすぎるな』

 福禄は言った。

『肩の力は抜けたか?』

 金鉢は言った。

 ふたりの言葉を思い出す。

 私は制服の上から、そっと自分の肩に触れた。酷く凝っている。じっと動かずにいたせいかもしれない。

(行動あるのみって、あれほど思ってたのに。本当に駄目だわ、私)

 考えを止めるわけではない。ただ、立ち止まっていてはいけない。悩みながらも、足を動かし、手を動かす。停滞は敵だ。空の上で一向に前線が動かなければ、降り続く雨で田畑が水浸しになるのと同じように。私の頭の中に溜った濁った雨水を、どこかに吐き出してしまわなくてはいけない。

 ようやく、椅子から重い腰をあげる。背筋がばきばきと音をたてた。両手を上げ、思いっきり体を伸ばす。そうすると、気分が幾分かすっきりするのが分かった。

「私、事務職はきっと向かないわね」

 ひとり呟いて、小さく笑う。この思いつきを、今度福禄たちに話してみようと、私は思った。きっと彼らも声を揃えて「向いているわけがない」と言うに違いない。

「あのぉ、すみませーん」

 ふと、聞き慣れぬ声がした。振り返ると、教室の入口に、赤い縁の眼鏡をかけた女子生徒が立っている。見たこともない生徒だ。先日の稲刈りの際にも見かけなかったから、恐らく上級生なのだろう。ショートカットヘアと赤い眼鏡からは、明朗な印象を受けた。

 周囲を見渡すが、私以外は教室に誰もいなくなっていたことに、今更気付く。となれば、このレッドメガネガールは、私に用があるのだろうか。

 見知らぬ人物が、私を尋ねて教室にやって来る。懐かしい、彼らとの出会いの日を思い出す。当時のことを回想すれば、いつだって胸の内側が、くすぐったいような気分になる。あの時は、見知らぬ男たちに囲まれて、何が何だか分からないまま、思わず手が出てしまったが、そんな出来事も、過ぎてしまえば良い思い出だ。

『俺と結婚してくれ』

 唐突に、毘沙門の言葉が脳内で再生された。

(なななななに思い出してるのよ私はっ!)

 瞬間的に顔が熱くなる。最近は、どうにもいけない。こうやって入学式の日のことや、稲刈りのことを思い出す際に、時折、毘沙門の顔や言葉が脳裏を過るのである。私の意思にかかわらず、私の脳内に現れる彼に、法外なショバ代を請求してやりたい気分だった。

「えーっと、……ちょっといいですかぁ?」

「ふぁいっ!」

 レッドメガネガールが、小首を傾げて私に尋ねた。反射的に口から出た返事に、彼女は目をぱちくりさせている。よくよく見れば、彼女は、何ともこじんまりとしていて、目も大きく、首を傾げるその動作も相まり、まるでリスのようだ。かや子も可愛らしいが、彼女は彼女で、また別の可愛らしさを持っている。私が男子であれば、間違いなく放っておかないというのに、ええい、世の男子は一体何をしているというのだ。こんな可愛らしいひとが単独行動なんて、危険過ぎるではないかっ!

「私、新聞部のクリスです。はじめましてー」

 彼女が、ぺこりとおじぎをする。

「あ、ご丁寧にどうも」

 私も慌てて頭を下げる。

 しかし……クリスとは。外人? それともやはり、リスなのか。

 私が思案していると、それを察したのか、彼女はポケットから一枚の紙を取り出し、私に差し出した。受け取ったそれは、どうやら名刺らしい。手作りらしく、ポップな字体で『天岩戸高校新聞部 副部長 栗栖 みねこ』と書かれている。なるほど、どうやら外人ではないらしいが……。

「――リスなのにネコとは、これいかに」

「あはは、よく言われますよぉ」

「言われるんですか」

「はぁい、しょっちゅうです」

 彼女は言って、ふわりと微笑んだ。ややこしい名前だが、彼女はリスでもネコでもなく、ただただ明るく穏やかな美少女であった。

 

「それで、新聞部の方がどのような御用件でしょう?」

 私は、栗栖を教室に招き入れ、隣の席に座って貰った。経験上、廊下での立ち話は、落ち着いて話せないことをよく分かっていたからだ。

「はぁい。実は、天高七福神計画について、お訊きしたくって」

「え、知ってるんですか?」

 彼女の意外な言葉に、私は驚いた。内密にしているつもりもなかったが、それでも、私や福禄たち以外の口から、天高七福神計画のことを聞いたことはなかったからだ。どのみち、ひと月半後の十一月下旬に行われる文化祭で、大々的に広報活動を行うつもりだったから、不都合はないのだけれど。

「クラスの男の子から、少し」

「それはもしかして眼鏡の?」

「ええ、銀縁眼鏡の」

 私が訊くと、彼女はくすくすと小さく笑いをこぼした。どうやら彼女は、福禄のクラスメイトらしい。福禄のことだから、恐らく考えなしに話をバラまくはずもないだろう。きっと広報活動に、新聞部の力を借りようというのだ。さすが福禄仁。どこまでも計算高い男である。

「それで、私のところに?」

 心の中で福禄に賞賛を送りつつ、栗栖に尋ねる。

「いえー、実は、弁財さんよりも先に、別の方のところにお話を伺いに行ったのですがぁ……」

 彼女は急に口ごもり、瞬間、私から目を逸した。私の様子を確認するように、ちらと上目使いの視線を受ける。

「えっと、何か問題が?」

「いえ、問題というか、ですねぇ……」

 私は彼女の態度に首を傾げた。私には、彼女が何をそんなに言い難く感じているのかが分からなかったのだ。口に出すことも憚られるような行為をした覚えもなく、私たちの行動にどこか問題があるならば、それは改善しなくてはならないのだし、むしろ積極的に教えて欲しいぐらいである。

「……あのぉ、怒らないで聞いてくれます?」

 彼女は、神に祈りを捧げるように両手を胸の前で組み、もじもじとしながら、赤い眼鏡の下から、変わらぬ上目使いで私を見て言った。――彼女がこの調子で「私を怒ってください」と言い出したとしても、私をはじめとした人類すべてが等しく彼女に対して怒ることなど出来ないのではないだろうか。私は確信した。この世に天使は実在するのだと。

「怒りませんとも」

 にっこりと笑って答える。

「わぁ、よかったぁ」

 そんな私の様子を見て、彼女はほっと胸をなでおろした。

「『あの計画がうまくいくはずなんてない』」

 彼女が言った。いや、確かに彼女の口から出た言葉ではあるが、それは彼女の声ではなかった。しかし表情は、にこやかなままだ。声だけが、先程までのふわふわとしたものから、鋭い少年のものに変わっていた。

「『それに、僕はあの人たちとは関係ないから。あ、琴子ちゃんは別だけど』」

 彼女は少年の声でそう続けた。私が呆気にとられていると、

「――と、言うことなんですよぅ。だから、弁財さんにお話を伺おうと思って……」

 元の声で彼女が言う。

 計画とは、天高七福神計画だろうか。関係ないとは、誰が言ったのだろう。もしかすると、まだ話をつけていないふたりの内、どちらかかもしれない。ならば、関係ないと言われても仕方がないかもしれない。けれど、関係ないと思われはしても『うまくいくはずがない』とは、一体どういうことなのか。そういえば、先程彼女の口からこぼれた少年の声。似た声を、私はどこかで聞かなかったか?

「あの、今の声……」

「あっ、どうでしたかぁ? 恵比寿さんに似てました? 声帯模写。私、結構、得意なんですっ」

(恵比寿……円……!)

 どきりとした。初対面時から、只者でないとは思ってはいたのだ。あれ以来、不思議と校舎内で彼の遭遇したことはない。しかし、まさか彼がそんなことを言うなんて思いもよらなかった。

 なんとなく嫌な予感がした。彼がどういうつもりで発言したのか、すぐに確かめなくてはならない。

「あ、あの、私ちょっと、用事ができてしまって。話は、また今度でもいいですか?」

 向かい合わせに座った彼女を差し置いて、私は席を立った。

「はぁい、大丈夫です。またお願いしますねぇ」

 言って、彼女も席を立つ。私は彼女に一礼だけして、すぐにその場から駆け出した。

 何年生なのかも知らず、またどこにいるのか見当も付かず、それ以上に、まだ校内に留まっているかどうかも分からない恵比寿を探すために。

 

「ど、どこにいるのよ……!」

 時刻は四時半を過ぎている。教室を飛び出してからは、十五分ほど経っただろうか。

 既にすべての教室は覗き終えたが、そのどこにも恵比寿の姿はなかった。特別教室などは、授業で使用する以外は鍵がかかっているので、そこにいることはないだろう。図書室だけ覗いてみたが、読書に勤しむ数人の生徒の中に、やはり彼はいなかった。もしかしたら、部活に入っていて、その活動中であるかもしれないし、勿論、帰宅した可能性も充分にある。寮生以外は、ほとんどの生徒が電車通学なので、放課の時刻と直近の電車には、多くの生徒が乗車する。彼もその電車を利用するひとりであれば、今日彼と校内で出会うことは当然の如く不可能だ。

 しかし、こんなに慌てて探し回らなくても、栗栖に、恵比寿が何年で、どこのクラスなのかぐらい訊いておけば楽だったことを、今更ながらに気付く。クラスが分かれば、その教室を訪ねて、もし誰か残っていれば、恵比寿の居所を訊くことだって出来る。

「焦りすぎじゃないの……ほんっと、もう」

 教室を巡り終え、辿り着いた昇降口。その隅にある柱に、疲労した体を預ける。コンクリートの冷たさが心地よい。

 もし恵比寿がまだ帰宅していないと仮定すれば、残る可能性はグラウンド・畑・温室の三ヶ所。田んぼは、教室の私の席から見えていた限りでは、人はいないようだったので、除外だ。

 柱の冷感に名残惜しさを感じつつ、私はそこから離れ、靴に履き替え、校庭へと出た。まずは畑へ向かうことにする。

 夏に比べ、少しずつ日は短くなっている。『秋の日は釣瓶落し』と先人は言ったらしいが、その例えを聞けば、実際に釣瓶を見たことのない私でも、秋の日暮れを想像するだけで、釣瓶が相当凄まじいスピードで落ちていくものなのだということは容易に想像できる。しかし、深い井戸の水面に勢い良く叩きつけられる衝撃に、木製の桶が耐えられるものなのか、少しばかり心配だ。もし壊れてしまっては、水汲みどころではなくなってしまう。桶が壊れたのに気付くと、奉公人は慌てふためき、そして誰に言うとでもなく、銭を手に、急いで町へ出る。そして一軒の店の暖簾を潜った。「すんません、あの――」店のあるじに向かって声をかけたが、あるじの男はちらと奉公人の顔色を見るなり、溜息をつく。「桶はねぇよ」そう冷たく言い捨てられ、奉公人は、えっ、と声をあげた。「どうして桶がないんです。ここは桶屋でしょう」奉公人の言葉に、あるじが返す。「売り切れちまったよ。あんたらみたいのが、次から次に手加減もせずに釣瓶を落しちまうもんだから、すぐ桶を壊しちゃあここへ買いにくる。桶だからって軽んじて貰っちゃ、なあ?」あるじはもう奉公人の目を見なかった。ただひたすら、手にした小刀で、木片を削っている。奉公人は酷く恥ずかしい気持ちになり、すんません、と一言呟いて、店を出た。秋の風が、奉公人の、安作りの薄い着物の袖を揺らす――

「琴子」

「たらばっ」

 唐突に背後から声をかけられ、私は跳び上がった。

「……カニ?」

 随分と呆けたまま歩いていたようだ。私はいつの間にか畑の真ん中に立っていた。振り返ると、そこには寿老貴人が立っていた。

「ああ、寿老先輩」

「琴子、会えて嬉しいよ。どうしたんだい? 何だか、目が虚ろだったようだけど」

「いえ、ちょっと……秋の日は釣瓶落しで桶屋が大ピンチでして……」

 私の言葉に、寿老は目を白黒させている。それも仕方ないだろう。私だって、自分が訳の分からないことを言っている自覚があるのだから。

「それは、まあ、はい。置いといて下さい。その、ちょっと今、人を探しているんです」

 寿老に言いながら、私はぐるりと畑を見渡した。しかし、夏採りの野菜は既に収穫が終わった畑には、もう暫く後になって採り入れ予定のサツマイモの蔓が、青々と伸びているだけで、ここにも私たち以外に人影はない。

 

 

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